探偵の七つ道具で思い浮かぶ物は何でしょうか?
撮影用のカメラ、隠しカメラ、インカム(無線)、盗聴器発見機、望遠カメラなど色々とありますが、特殊な物にGPSがあります。
このGPSですが、色々なメーカーから出されていて、機能レベルはメーカーによりピンキリです。
この機能的な部分でアーチネクストが重視しているのは反応する範囲の正確さと精度、そして反応スピードです。
ハッキリ言って、この部分で性能の劣る製品は使い物になりません。
尾行がシビアな状況(ラブホテルの手前付近)でGPSの反応位置が数分前ではお話になりません。
反応スピードが最速で1分以内でないと、ラブホテルの進入時の撮影に間に合いません。
それとプラスして位置の精度は10m以内がベストです。
警戒行動がある対象者の場合、特に不倫相手とラブホテルに入る時に車両で着いていくと怪しまれてしまいます。
最悪の場合、ラブホテルに入るのをやめて出て行く事もあります。
そうなると、不貞の証拠を撮るどころか、調査の発覚にもなりかねません。
ですので、信頼出来るハイレベルなGPSが不可欠なのです。
アーチネクストでは様々なメーカー(旧型、新型問わず)を使用し、現在では最高レベルと言っても過言ではない端末を常備しています。
他社の探偵社さんが合同調査の際に、そのハイレベルな機能を目のあたりにし、くら替えする事もあるくらいです。
逆に他社の応援などで、使用されている端末を使うときは若干、しんどい状況にあってしまうのですが…
それも、ハイレベルな機材に慣れてしまった結果なので、どんな端末でもスキルを発揮できるように努力は必要かなと、反省するところではあります。(笑)
機材に頼り過ぎると、探偵スキルが疎かになるので、そこはバランス良くやっていかなければなりません。
撮影についても、最近はIPカメラを多用する探偵社さんも多く、撮影スキルが疎かになっているような気もします。
次回はそのカメラの現状について、取り上げていきます。